
変わりない日々も、煌めく時間も
誰の許可もなく、いつの間にか始まっていて、いつの間にか終わっている
終わったかと思いきや、振り返る暇もなくまた始まる。そう何度も何度も繰り返す。いつの間にか立っている自分の足元を見ても、なぜそこにいるのかも分からない今日この頃。
極寒になる前の暖かさが残る今日。久々に散歩しながらお気に入りの喫茶店に行こうと歩き出すも、何故か臨時休業。
この状況に何にも思わず、真顔でもう10分先の行ったことの無い喫茶店に向かい出す自分に、つくづく人間味を感じない。
初めていく喫茶店は、いつでも緊張とワクワクを感じ、お店の雰囲気などを想像して向かっている自分に、少し恥ずかしさを覚える。
30分くらい写真を撮りながら歩いて飲む、初冬のアイスコーヒーは、何にも変え難い体の染み渡り方をする。空腹を満たす、シンプルなバタートーストも美味。広い店内ながらも端っこで作業をしていると、「広い席に良かったどうぞ」と親切に案内してくれる店主も、窓から降り注ぐ日向よりも暖かくて、アイスコーヒーでも心が温まる。
何気ない、出会いもあれば、別れもある。
今日、私の恩人の大切な人が亡くなった。
はっきり行って仕舞えば、私はその人の声色も知らなければ、瞳の色も知らない
赤の他人と言って仕舞えばそれまでだけれども、どこかそうでは無い気分が心の中を巡る
恩人からの訃報に、気の利いた言葉も言えない自分に、まだまだ子どもなんだなと痛感する
もっとこうしていれば。もっとああしていれば。そんな後悔は滲み出てやまない。不可抗力の事態に、後悔していることにもため息が出る。
今の自分が立っている場所は、昨日の自分が通過してくれたおかげであるように
明日の自分にとって、今の自分は必要な時間なのだろう
いつだって始まりも終わりも、どこかの通過点でしかない
いつがスタートかなんて、ゴールかなんて、自分で定める他ないのかも知れない。
だから、いつでも始まりや終わりに一喜一憂しているように、何気ない今日を見つめ直していれば、なんか楽しい日々になるんじゃないかな。知らんけど