この曲がこんなに前の曲なことに驚きを隠せない
今日この頃

もやは生ける伝説のロックバンド『BUMP OF CHICKEN』
現在活躍する若手アーティスト並びに現代POPSに多大な影響を与えたバンドであることは間違えなく、世代を超えて憧れのアーティスト
そんな『BUMP OF CHICKEN』が初めて紅白に出演した時に演奏した曲でもある『Ray』
聞けばいつでも背中を押してくれるそんな曲を今回は見ていきたいと思います
初音ミクと共に綴る光り輝く美しい歌詞たち

この曲は2014年にリリースされた、『BUMP OF CHICKEN』バンド史上初のフィーチャリング曲
相手は、あのボーカロイド『初音ミク』
当時のファンは、驚きの声もありつつ、少し不安視する人もいたのではないだろうか
BUMPがなぜボカロと?なんて声はありながらも、聞けばそんな声も黙らせるほど、美しい作品となっている
BUMPの優しくも力強いサウンドに、藤原さんの声とミクの声が合わさるこの曲は、類を見ない楽曲なのは間違いなく、聴く人を魅了し続けている。
そんな初音ミクとのコラボもあり、『Ray(意:光線)』という題名はさることながら、MV・ライブ映像共に、光に包まれながら演奏する歌詞たちも、目も耳も釘付け
お別れしたのは何で 何のためだったんだろうな
悲しい光が僕の影を 前に長く伸ばしてる
時々熱が出るよ 時間がある時眠るよ
夢だとわかるその中で 君と会ってからまた行こう
晴天とは程遠い 終わらない暗闇にも
星を思い浮かべたなら すぐ銀河の中だ
少し変なところで区切ってはいますが、ここの一連の歌詞は、情景が浮かび、美しい歌詞だなと改めて感じました。
寄り添う歌詞に優しいメロディのBUMPはいつでも私たちを支えてくれます
あなただけの痛みに寄り添う歌詞たち

大丈夫だ あの痛みは 忘れたって消えやしない
痛くて苦しい思い出や体験は、マイナスなところだけではなく、時としてあなたの大きな武器となる
その痛みは、あなたのモノ。あなただけのモノなのだから、無駄ではなく、ちゃんと意味があり、消えはしない
だからこそ
寂しくなんかなかったよ ちゃんと寂しくなれたから
あなたの痛みが痛みとして存在する限り、寂しくはないと
寂しさを感じたあなたは、決して寂しい人ではない。寂しさを感じる人は、寂しくない体験をきっと知っているから。
君といた時は見えた 今は見えなくなった
透明な彗星をぼんやりと でもそれだけ探している
光るあなたがいて、暗闇の私が存在できる。あなたと出会えた時からあなたとのお別れは始まっていて
私たちを、私を照らし続ける色々な光。嬉しく輝く光も、悲しい光も後ろから照らしてくれるから僕の影は前を向いて進む事ができる。
お別れしたことは 出会ったことと繋がっている
あの透明な彗星は 透明だから無くならない
大丈夫だ この光の始まりには 君がいる
大切なものが無くなってから見えなくなった透明な彗星を手探りで探してはいたげど、手には届かない
あなたと見た、自分の理想現実が空中に浮かんでは、照らされた光で見えていた時間は幸せでそれだけで寂しさなんて感じない。だから、決して無くならない
ありきたりな言葉を思いを、伝えたかった事がきっとたくさんあんたんだろう
私を照らし続けてくれた光の始まりには、あなたがいる
この光は決して消えない
だから私は、新しい光を探しに、透明な彗星を求めていける
とにかくあなたらしく そのままでいい

いつまでどこまでなんて 正常か異常かなんて
考える間もないほど ○×△どれかなんて みんなと比べてどうかなんて
確かめる間もないほど 生きるのは最高だ
この歌詞はいろんな人に響くと思います
とにかくあなたらしく、そのままでいいんだよと伝えてくれるそんな歌詞が連なっているこの曲
大丈夫だ。と歌い上げてくれるこの曲は、前向きな言葉だけじゃなく、多角的に支えてくれるメッセージがシンプルに込められている。
だからこそ、初めての紅白では、天体観測ではなく、日本中へ伝えたい思いを込め、『Ray』を歌いあげたのではないか。と、当時は勝手に感じ、テレビの前で感動していた記憶があります。
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