曜日感覚も失うほど、日々を駆け抜けながらも
週末ということだけは忘れず、唯一の休みにただ心を休ませる
ここ最近の楽しみといえば、半日の疲れを癒す日替わりの昼食なのだけど
1日を振り返る頃には、「何食べたっけ?」と自分の情けなさに気付かされる今日この頃

「今何やってるんだっけ」と現状を俯瞰で見直すと、もう動けなくなるような気がして、とにかく前だと思っている方向へ足を踏み出す他、やることがない
学生って響きを聞くと、私もついこの間まで同じ立場だったなと、振り返るけど
気付けばその若気からびっくりするくらいの時が経っているのに
そんなことを気付いても焦りを感じていない自分に焦り始める
大人になると辛いことが増える
大人になると我慢することが増える
そんな風に聞いてもいない大人から「大人とは」とよく語られたけど
「大人になるって」よく分からなかった
だけど、この間雪が降った時、素直に喜べず
車動かせないなと冷静に空を見上げた時には、なんだか虚しさと同時に大人を感じていた気がする
きっといつの時代でも、悲しいことは悲しいし、苦しいことは苦しい
「何回もテストをやり直して良い点取らないと休み時間をくれない」と嘆く小学生がいた
「将来に悩む」中学生も「現実を知る」高校生も「『良い顔』を身に纏う」大学生も
社会人一年目も三年目も七年目も主任も課長も部長も社長も
みんなそれぞれ苦しんで這いつくばる思いで日々を生きているんだなと
きっとこれからもひしひしと感じながら、空を見上げる日々もアスファルトと睨めっこする日々も重ねていくのだろう
そういえば今日は、猫の日ニャンニャンでー
「黒猫が目の前を通ると不幸がくる」という迷信があるが、実家に世界一可愛い黒猫がいた私は、そんな迷信を小馬鹿にしながら、今日も愛猫に引っ付き心も身体も暖をとる