『ケンコウ』ってのに気をつけなきゃいけないんだって
そう他人事のように呟きながら人体ヨギボーの上に頬杖をつく今日この頃

好きなものを食べて
好きなように動いて
好きなように死ぬのなら
長生きなんて望んじゃいないし
別にどんな見た目だろうと健康状態だろうと好きに生きてやると、つい知り合いの前でこぼした言葉に
『苦しんで死ぬよ』
と、至極真っ当な意見が返ってきて、お腹からぐうの音が出たあの日
もう少しだけ、食に気をつけよう、運動でもしようなんて心に決めて日に限って
限定のコンビニスイーツが目に入ったり、買い物先のビアードパパがいつの間にか口に入ってきたりと
中々、前に進まない
別に美しい死を望んでいる訳でもなければ
気付かない間に死が舞い込んで欲しい訳でもないのだけど
ただ、そっとスッと何事もなく時が進んでくれたらなと思うだけで
転職初任給の夕食がすき家だったり
人生初納車が大雨だったり
豚カツ定食を頼んだら唐揚げ定食が出てきたり
そんな口を結んで耐えるような時間は、あまりないような人生がいいな
なんて
日頃の行いと体内環境を改めようと心に決めながら
今日もチーズ牛丼に変わるおろし牛丼を口一杯に頬張る