モチベーションを保つために、無理くり楽しみを見つけようと重い瞼をひん剥き探し回る
落ちている小石にさえ、何か意味はないかと観察、考察をしていると、もはや苦行そのものになっている気がして、本末転倒な今日この頃

日曜日って昔から好きになれなくて
次の日の憂鬱が1日降り注ぎながら過ごす時間って、もはや火曜日よりも心が重い気がする
一昔前は、土曜日も登校・出勤が当たり前なのだから、必然的に日曜日へ快楽を求める他ないのだけど
今や週休二日が普遍的なものであり、そのありがたみがどこかへふわふわと飛んでいっている
ただ、昔はどうだったとか言われたところで、私たちは今の憂鬱を呟くだけであって
ひたすらに、金曜日の夕方を今か今かと待ち望み机と睨めっこをする
日曜日恐怖症を拗らせ続けると、もはや連休すら億劫になる
連休中のことよりも、連休が明けた憂鬱の方がおっかないから
週一の月曜病の比じゃない
もっと重く、もっとだるく。パソコンの電源ボタンすら押せる気力なんかないあの時間が恐ろしい
日曜日が好きになれないように
楽しいことが楽しめなくなるこの症状
楽しく煌びやかな日々には、必ず対比した暗く、じめっとした日々が長く舞い戻ってくる
そんなサイクルを何度も何度もしているものだから
心踊る短い時間を過ごしていても、先の見えない靄を考えて今に熱中できない
唯一の対処法は、楽しみになる予定を積み重ねていくだけ
小さなことでも、些細なことでも、日々探し回ってアンテナを張っている他ない
そこまで目を向いて探し回っている楽しみなんて、本末転倒に思えるかもしれないけど
他人から見た、精神安定剤なんて、だいたいそんなもん
道端に落ちている小石よりも遥かに意味なんてないのだから