
流されるがままに流された身は、あの時の自分に比べればきっと空の果てのようで
いつの間にかこの地に着いた結果は、果たして自分の力と言えるのだろうか
光る方へただ導かれるように進んだ距離も
日々変わる風の方向にただ付いていっただけの時間も
それ以外やり方が見つからなかった
飛び立ちたくもないこの旅路
でもそれは、確かに自分の意志だったはず
肯定も否定もなく、今はただ
飛びだった犠牲のもとで
leeway 立ってらんないほどの強い風に煽られ
Now is the time 今日が恐らくその日なんだと理解する
両腕を担がれ、運ばれるかの如く体を押す強い風に
心の準備もないままに決断を迫られているようで
そんな状況に追い込まれて初めて、今がその時なんだと理解する
理想の旅立ちは、
ドラマチックなきっかけとモチベーションたっぷりな羽ばたき
その羽に迷いなんて一つもなく、悔いなんて一つもないような時がいつか来るんだと思っていた
でも、現実そんな甘くはなく、いつの間にか自然に背中は押され自分の気持ちなんてきっとそこにはない
そんな中では、きっとうまく飛べているほうで、ふと自分の巣を振り返ってみたりする
飛び立ちたくもないのに飛んだ 羽ばたきで巣はほころび落ちた
僕がやってしまったのだろうか ただこぼれた涙とリフ
飛び立ちたくなんてなかった
ゆるい時間をだらっと過ごしていたかったのに、流されるがままにいま羽ばたく
その羽ばたきは、あの時の自分をまるで壊しているようで
成長というべきか変化というべきか、すでに自分には帰る場所などないように見え
零れ落ちては、消える涙は、何度も繰り返す
引き留める声も別の道をささやく声もあったことは確かで
でも、それでは揺るがな意思が確かにあった
だから今はただ、
飛び立つにはコツがいることを
風圧くらいじゃ落ちない巣を作ったつもりで何度蹴落とした
そんな顔で赦さないで 滅んだほうがいっそマシだ
流されるがままに飛び立ったはいいものの、俄然風は強い
風圧なんかで壊れるはずのないモノも、失望させるばかりで
自尊心とか、理想とか、希望とか
失くしてしまったほうがどんだけ楽なものか
吹き荒らされる強い風の波にもまれ
孤独を求めてしまえば、どんな風になってしまうのかも今やっと気づく
旅立つ宛なんて、初めからなかったのに
間違えという言葉が何度もちらつく
壊してしまったモノは数知れず、得たものと言えば、やり直しの効かない喪失感
その恐怖が何度も何度も自分を襲う
あれだけ孤独を望んだのに
揺らがなかった意思だって確かにあったのに
今では君の伸ばされた手を望む声を、ただ叫ぶ
私の居場所なんてどこにもないのだから、きっとそれが賢明なんだろう
飛び立ちたくもないのに飛んだ
飛び立ちたくもないのに飛んだ 羽ばたきで巣はほころび落ちた
僕はずっとこのままだろうか あふれだした叫びとリフ
遠ざかってく大地を思った 未練ばっかの今日を恨んだ
それら全部はもう僕の意思だ ただ飛ぼう今は、
ただ飛ぼう今は、さらば
飛び立ちたくもないのに飛んだあの日
羽ばたきで自身をも破り捨てては、それでもきっと僕は僕のままなのだと叫び続ける
遠ざかっていく大地に、未練しかない自分も今日も恨んでは、後悔だって後を絶たない
でもこれは、確かに僕の意思であって
流されるがままのこの身を動かすのは、僕でしかない
だからこの道を振り返っても、涙も叫びも耐えなくとも
肯定も否定もなく
ただ今は、飛ぼう