
振り返れば、はや20年の日々
音楽を聞く際、当たり前に選択肢に挙がり、気分によってジャケットを選んだ日々
どんな時でも曲で、歌詞でその背中を支えてくれた存在
いつの間にか、いるのが当たり前になっていて
いつでも言葉の意味を説いてくれていた
ロックバンドという20年の軌跡
20年分の感謝を伝える一年でもありながら、彼らからも特別な贈り物をいくつも貰うことになるこの一年
ここ最近の活躍を少しだけ振り返ってみる
新しいRADWIMPS 20thアルバム『あにゅー』

1 命題
2 まーふぁか
3 ワールドエンドガールフレンド
4 DASAI DAZAI
5 なんていう
6 賜物
7 MOUNTAIN VANILLA
8 Odakyu Line
9 筆舌
10 ピリオド。
11 成れの果てで鳴れ
12 ピアフ
13 賜物 (Orchestra Version) (CD:bonus track.) or 大団円(Anew version)(ストリーミング)
20thを飾るRADの集大成でもある『あにゅー』
ネットの声を見るに、昔のRADっぽいと口をそろえるものも多く、集大成にふさわしいその作品
得てしても、これは紛れもなくRADの新しい姿には違いない
歌詞も曲調も歌い方も、新しさは拭えずとも懐かしさすら感じる楽曲たち
特に『筆舌』の歌詞こそ洋次郎がこれまでの経験に加え、今の姿を表し、落ち着きも激しさも表すロックナンバーでもある
特別なステージ 『RADWIMPS20th NHKライブ』

- 賜物
- 前前前世
- 有心論
- そっけない
- DADA
- 君と羊と青
- 筆舌
- いいんですか(エンドロール)
今年は、連続テレビ小説『あんぱん』の主題歌としても起用され、その他のテレビ番組ともタイアップがあった。
振り返れば『NHKサッカー』のテーマ曲であったり、『18祭』としての起用もあったりなど、NHKとの関わりは度々
それらの活躍もあり、この節目の年でNHKから特別なステージが用意される。
テレビ出演もあまりないバンドではあるからに、必然的にテレビ初披露の楽曲が並んだ今回のステージ
全世代が馴染みのある『前前前世』や入りの歌詞を聞けばそれぞれの情景が思い浮かぶ『有心論』
『そっけない』『DADA』などファンには嬉しい楽曲もあり、テレビの前の人を魅了する圧倒的なパフォーマンスを見せてくれた
そして、ラストは新たなアルバムから選出された『筆舌』
ライブを収録した当時はまだ、アルバムがリリースされる前であり、会場のファンは新曲としてその場で聴くこととなった曲
その歌詞と、力強い音が会場を包み込み、RADワールドに浸るファンの姿が画面には映っていた
弦を切らし、息を切らした洋次郎
会場を見渡しながら静かにベースと向き合う武田
あぁ、私たちはこの人たちと一緒に駆け抜けて、見えている視界は違えど、確かに同じく流れた20年を共にしていて良かったと改めて思えた瞬間
力が込められたハートマークを撃ち合い、特別なステージは幕を閉じた
感謝の伝え合う残りの時間
『20th Anniversary 特別展 私たちはまだRADWIMPSを知らない』


『RADWIMPS 20th ANNIVERSARY LIVE TOUR』

まだまだ、今年一年を駆け抜けていく彼ら
tourを回りながらもまた新たなニュースが届けてくれるであろう
2025年が終わる頃
この一年を振り返り、特別な一年だったのだと改めて浸る時間がやってくるだろう