
衝撃を与えた『ファイアーパンチ』
奇才の名を認めさせた『チェンソーマン』
クリエイターの心を掴む『ルックバック』
読んだ者の心を掴んで離さず
その絵が、言葉が、雰囲気が呪いのように残り続ける唯一無二の作品を産み出し続ける藤本タツキという存在
そんな漫画家の原点とも言える短編集『17-26』がアニメ映像化する
その名の通り、藤本先生が17歳から26歳に描いた短編漫画のオムニバスであり、中には代表作の元となる作品もあったり
2025年11月8日『AmazonPrime』にて配信されることが決定することを記念し、限られた劇場にて2週間(10月17日~10月30日)限定公開された
全8作品を4作品ずつ、『Part1』『Part2』という形で公開された
庭には二羽ニワトリがいた。

傑作
この一言に尽きます
この短い時間で圧倒的充実感
物語、設定、メッセージ、バトルにキャラクター、そしてオチ
全ての要素で『藤本タツキとは』を説くことができる一作であるからに、1発目で視聴者の心を掴んだとおもう
わからん、私が好きなだけかも
現実と非現実を切り分けず、その世界の日常の当たり前を描いた藤本先生の作品は、ピカイチ
自己紹介として、最初に見せるべき作品であるのがこの『庭には二羽ニワトリがいる』
藤本先生が、「初めて綺麗な原稿を書いた」と語る作品であるからに、間違えなく原点とも言える作品
佐々木くんが銃弾止めた

佐々木くんが銃弾を止めます
そんなお話
だけど、奥深く、強いメッセージ性のある作品
テンションの軽さの中に見せる様々な言葉から伝えるメッセージは、藤本先生らしさのある描き方と新しさが見られます
恋は盲目

藤本先生作品の中で珍しい、正統派純愛作品
ぶっ飛んでいるは、いるんだけれど
題材としては、『恋』という普遍的感情を挙げられているのだけれど、藤本先生が描くと、これほどまでに特色が出ながら、満足感のあるストーリーになるんだと「はぁ〜」と小さく漏れ出ました
シカク

自分の存在を説く、殺し屋『シカク』の話
今回のアニメ化に際する企画の力の入れようは、それぞれの監督の起用に、作画を見れば分かるのだが、声優陣の豪華さもまた伺える。
杉田さんと花澤さんのタッグってありそうで中々見られんよ
「39°の熱がありながらネームを書いたらどうなるんだろう」という好奇心で生まれた作品に、さすがとしか言いようがありませんね
part2はこちらから↓
画像から購入画面へ飛びます

1 件のレスポンスがあります
[…] 原点にして『アニメ:藤本タツキ 17-26 Part1』 […]