あ、表現じゃなく
本当に昼寝して寝坊した今日この頃です

本をたくさん読もうと映画をたくさん観ようと
美味しいものを食べに行こうと綺麗な景色を見に行こうと
休み前にどれだけ予定を立てたとしても、きっと当日の私は、目の前の布団に愛を伝えるのをやめない
確かに疲れていることもあるけれど、堕落した気持ちと肌寒さで、私の腕が布団を掴んで離さない
そろそろ冬眠の時期だからと、涼しく過ごしやすいこの時期に出かけなきゃなんて思いながらも
いつものように、体力回復と精神統一で精一杯の自分でも、さすがに昼過ぎからの用事すらトチってしまうと自分を信じられなくもなる
よくわからない罪悪感を、せめて散歩という行動で発散しようと思うけれど
太陽が暖めてくれていたアスファルトも冷えるのが早く、薄着で出た私はさっさと退散する
寝ている間に掛け布団はカバーの中でくちゃくちゃになるし
洗濯機の中で、白いシャツは自力で藍染に挑戦し出すし
お腹は減るし
心の中では、堕落した自分を律しながらも、それでもいいかと陽が沈んだ夜に活発化するこの体
そんなまるでなかったかのような日でも
散歩の途中で買ったピザまんはやっぱり美味しいし
ふと見返した写真フォルダーに映る景色に浸っては、その時の幾つもの言葉が頭をよぎる
自分なりの体の動かし方をいつからか掴んでいて、それが体内時計と共に染み付いている
他人と比較しては、堕落や怠惰とレッテルを貼り付ける作業に居た堪れなくなるも
きっと私は一年前ももっと前からも同じような時間の使い方をしている
どこか他人事のように、まぁこんなもんか
と、愛想尽かして笑いながら、また明日を少しだけ生きてみる