
今年もやってまいりました年に一度のお祭りApple発表会。今回のキャッチコピーは「Far out.」ということで、日本語訳すると風変わりなや斬新な、Apple公式の和訳では「超えよう」となっていて、いつも通りよく分からないキャッチコピーです。
さて、今回はその名の通り、どんな斬新な製品が出たのかまとめて見ていきましょう!
Apple Watch series8・Apple Watch SE・Apple Watch ultra
毎年のように出るApple Watchの発表はこの三種類。一個ずつ紹介していきます。
Apple Watch series8

Apple Watchナンバリングの新作、series8ですが、正直series7からの進化はあまり無いようでした。
新しい機能
・皮膚温度感知機能
普段の基礎体温を測定し続けることで、皮膚温度の変化を感知しユーザーに排卵日予測等を通知する機能
・衝突事故検出
車等の衝突事故が起こったときにその振動やエアバッグの圧迫を検知し、直ちに通報するかどうかの選択がApple Watch上で出来る機能(iPhone14にも搭載されています)
値段
41mm アルミケース GPS | ¥59,800 |
41mm アルミケース Cellular | ¥74,800 |
45mm アルミケース GPS | ¥64,800 |
45mm アルミケース Cellular | ¥79,800 |
Apple Watch SE(第二世代)

こちらも大きなアップデートはありませんでした。
SE第一世代との違いは、
1.チップが新しくなり性能がよくなった
2.衝突事故検出
くらいです。
値段
40mm アルミケース GPS | ¥37,800 |
40mm アルミケース Cellular | ¥45,800 |
44mm アルミケース GPS | ¥42,800 |
44mm アルミケース Cellular | ¥50,800 |
Apple Watch ultra

今回のApple Watchの目玉はこの商品でしょう。リークでは、Apple Watch proと言われていましたが、蓋を開けてみると「ultra」という名前になりました。
Apple Watch ultraの特徴は、山を登ったり激しい運動、ダイバーなどの状況を見据えた高性能・高級モデル。画面が強化され、サイズが大きくなりました。他のApple Watchが41mmや45mmなのに対し、ultraは「49mm」となっております。充電持ちも通常Apple Watchの倍くらいに相当します。
もう一つの尖ポイントは、バリエーションが49mm・Cellular・ナチュラルのワンサイズ・ワンモデル・ワンカラーのみというもの。
値段 ¥124,800
今回のApple Watchのラインナップやアップデートは、WatchOS9がメインのように感じ、またモデルではultraが押し出されており、その他二つは画期的なアップデートとは感じませんでした。しかし、series8は、女性にとっては嬉しいアップデートのように感じ、今後女性のレビューを参考にしてみることをお勧めします。
予約はすでに開始されております
発売
series8とSEが9月16日
ultraが9月23日
AirPods Pro 第二世代
今回の発表会の目玉と言っても過言ではないもの。それがAirPods pro第二世代。
前作であるAirPods Proは、圧倒的なシェア率を誇り、紛れもなくノイキャン搭載イヤホンを牽引していた存在でした。そして発売から三年が経ち、アップデート品となる商品が発表されました。

見た目の変化について
イヤホン自体の見た目の変化は、特に無いように感じます。
大きく変わったのは ケース です



ケースに 「探す」機能 を搭載し、ケースだけ無くすということを防ぎます
また 内蔵スピーカーも搭載 することで、iPhone側から操作しケースから音を出すことにより、無くした時見つけ出すことができます。バッテリー残量が減った時にも音を出してくれる設定もあるようです。(スピーカーと言っても音楽を流すわけではありません)
もう一つは ストラップループ が付きました。これでわざわざケースを買わずともストラップがつけられますね。
あとは、細かいのだと後期AirPodsにも搭載されていたMagSafe対応ケースに加え、Apple Watchの充電器でも充電が可能になりました。
前作からのアップデート部分
チップ、性能面が変わりました。前作のH1チップからH2チップに進化。それゆえ以下の機能が向上
・音質向上
・ノイキャン性能が2倍
・外音取込機能に 適応型環境音除去 という機能から、例えば工事の音だけを取り除きその他の環境音は聞こえるという機能です
これらの機能向上に加え、バッテリー時間が33%向上し連続6時間の使用が可能に。ケースと合わせて30時間の連続使用が可能になりました。
操作系にもアップデートがあります
今まで通りうどん部分を押すと再生停止ができるのはもちろん、上下に撫でるようにスワイプすることで 音量調節 ができるようになりました。これは、嬉しいアップデートになったのでは無いでしょうか。
お値段は、¥39,800
このように、使用する上で実感できる進化が多かったと思います。しかし、イヤホンの難しいところは、 使わないと分からない というところです。ノイキャンが2倍?音質向上? これらはいくら発表会で聞いても使って見なきゃわかりません。そのため、レビュアーの意見を聞いた上で後悔しない購入を検討してみるのもいいかもしれません。
予約は、9月9日21時から!
発売は、9月23日から!人気商品になるので、どうしても早く欲しい方はパソコンの前で待機必須!
iPhone14・14Plus iPhone14Pro・Pro Max
こちらも毎年恒例のiPhoneが発表されました。今回のラインナップは、全部で4つです。
iPhone14・14Plus
名前を見て分かる通り、miniシリーズがなくなりました。代わりに Plus というMaxサイズが追加され、大きなスマートフォンのラインナップに統一されます。
主な進化
・メインカメラの性能アップ(センサーサイズというものが大きくなりました)
・Photonic Engineという機能から画質の向上
・動画での手ぶれ補正強化
・衝突事故検出(Apple Watchにも搭載)
バッテリー持ちも改善されております。
しかし、チップ・性能に関してはiPhone13シリーズの同等(A15Bionic)です。
iPhone14Pro・Pro Max
ProシリーズにはProに似合うような進化が見受けられました。
主な進化
・ノッチの削除から dynamic island というものを搭載
・新チップA16Bionic搭載
・写真画質の向上・画素数が大幅アップ
・常時点灯ディスプレイ
ノッチの削除からdynamic islandについて
穴の空いたようなデザインをうまく利用し、再生中の音楽や顔認証の表示をアニメーションとして表示し、穴を穴で置いておかないような画期的発想です。これまで凸凹としていたノッチの賛否からこういった方向へと持っていったことにかなり評価が集まっている印象です。
常時点灯ディスプレイについて
今までは、スリープ状態つまりスマホを使わない時には、画面が真っ暗になるのが当たり前でしたが、今回はそうではありません。上の動画のように、使わない時には少し暗くなり 常にロック画面が表示 されている状態になりました。これで机に置いている時など、わざわざ携帯を持ったり、傾けたりしなくともロック画面の状態・通知、ウィジェットの状態が確認できます。
それぞれのラインナップについて
カラーバリエーション
iPhone14・14Plus | iPhone14Pro・Pro Max |
---|---|
ブルー | ディープパープル |
パープル | ゴールド |
ミッドナイト | シルバー |
スターライト | スペースブラック |
プロダクトレッド(赤) |
容量
iPhone14・14Plus | iPhone14Pro・Pro Max |
---|---|
128GB | 128GB |
256GB | 256GB |
512GB | 512GB |
1TB |
価格
iPhone14 | iPhone14Plus |
---|---|
128GB ¥119,800 | 128GB ¥134,800 |
256GB ¥134,800 | 256GB ¥149,800 |
512GB ¥164,800 | 512GB ¥179,800 |
iPhone14Pro | iPhonePro Max |
---|---|
128GB ¥149,800 | 128GB ¥164,800 |
256GB ¥164,800 | 256GB ¥179,800 |
512GB ¥194,800 | 512GB ¥209,800 |
1TB ¥224,800 | 1TB ¥239,800 |
iPhone14・14Plus と iPhone14Pro・Pro Max 違い
iPhone14・14Plus | iPhone14Pro・Pro Max |
---|---|
カメラレンズ2個 | カメラレンズ3個 |
リフレッシュレート 60Hz | リフレッシュレート 120Hz(画面がぬるぬる動く ゲーム最適) |
チップ A15Bionic | チップ A16Bionic |
画面の明るさ 1200ニト(HDR) | 画面の明るさ 2000ニト(太陽の下でも外でもめっちゃ明るい) |
カメラの画質向上 センサーサイズアップ | |
常時点灯ディスプレイ | |
ノッチ | ノッチが削除 dynamic island |
重さ
iPhone14 | iPhone14Plus | iPhone14Pro | iPhonePro Max |
---|---|---|---|
172g | 203g | 206g | 240g |
バッテリー時間(ビデオ再生時間)
iPhone14 | iPhone14Plus | iPhone14Pro | iPhonePro Max |
---|---|---|---|
20時間 | 26時間 | 23時間 | 29時間 |
iPhone14・14Plusはこちらへ
iPhone14Pro・Pro Maxはこちらへ
まとめ
以上が今回発表会で発表された商品たちです。皆さんもたくさん聞いているように、円安の影響でめちゃ高いです。これ面白そうだから買ってみよう というノリでは手が出せない値段になってしましました。学生ももちろん社会人も気軽に買い替えができない中で どうしても欲しい! という方は、ぜひいろいろなレビュアーさんの意見を参考にしつつ購入を検討して見てください。
ちなみに私は、Apple Watch series8は買いました。AirPodsは買う予定です。iPhoneは小ささにこだわりがあるので、ここで13miniに買い換えようと考えています。
iPhone14については、無理して買うものではないと思います。それならば、13シリーズを購入することをおすすめするか、廉価版のSEであまりのお金でAirPodsを購入するのも賢い手だと思います。
Apple Watchシリーズもわざわざ買い替えるアップデートではありませんでしたね。私はシリーズ3を使っていたため、買い替えるだけですが、その他使用している方からすれば買い替える必要はない気がします。ターゲットは女性?って感じがします。
この記事が誰かのお役に立てたのならとても光栄です。
私がApple製品を使う理由について執筆していますので、ご参考までに
私が買った製品はこちら!
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