
学校で、学生時代で学ぶことって何があるだろう。
生きていく為、お金を稼ぐために必要なスキルの為の勉強?
先輩後輩、いろんな個性を持つ人と上手くやれる人間関係?
確かにどちらも必要で社会に出てからでなく、学生時代に身につけておいた方が良いことに間違いはない。
なら、言い方を変えて
学校で、学生時代で学んでおくべきだったことは何か。
その一つに、「感情表出の体験」がかなり重要なのではないか
テストの点数や成績が出ること
信頼し合う友や気になるあの子からの何気ない一言
それらから成る、「一喜一憂」に取れる時間ってかなり貴重な気がする。もちろん、社会人になっても一喜一憂に浸っている時間がない訳ではないが、その感情に目一杯時間を割けられるあの頃は、やっぱ大切だったんだと。
勝って負けての部活に。協力し合う仲間と、競り合うライバルと。
文字通り腹を抱えて笑った放課後に。くだらなくも宝物の時間に。思い返せば自然と笑みが溢れてしまう気になる人との会話に。
そのどれもが青色に光り輝いていることは、瞼裏に焼きついたモノでしか気づく事が出来ないのが
この世界の意地悪な設計で。
ただ、両手を広げて彼ら彼女らなりに自由に羽ばたいている姿を見ると、今を精一杯生きている姿を見ると、それだけで十分なのだ。
なんて、月並みな表現で自己完結するおじさんに成り下がってしまった自分を俯瞰で見ると
あぁやっぱ「感情表出」って体験しておくべきだったなと、一番身に染みている今日この頃。