
このご時世、もはや生活必需品でもあるイヤホン。加えて、もはや有線イヤホンを使っている人がオーディオマニアにすら見えるくらい、無線イヤホンが主流となっている。
ただ、数多の無線イヤホンの中から自分に合ったイヤホンを見つけるのは、至難の業。現代に生きる我々は、一生かけて自分に合うイヤホンを見つけていくことも一つ生きる意味となることだろう。大袈裟か、大袈裟だな
私もこれまでいくつもの無線イヤホンを経験してきた中で、今回出会った 『NOTHING Ear』という存在に感動したので、改めて紹介していく。
唯一無二のスケルトンデザインに黒いAirPods Pro

この 『NOTHING Ear』 というイヤホン。まずは、その見た目。私が今回購入したのは、ブラック。カラーバリエーションとしては、もう一種類ホワイトがある。
耳に装着する部分は黒に統一され、耳から垂れるうどん部分がスケルトン仕様となっている。中身の構造、基盤部分も見え、ガジェット好きも心踊り、他のイヤホンとの圧倒的デザイン性で差を付けている。
再生停止等の操作は、うどん部分をつまむ事により可能。専用アプリを使用し、細部の操作を変更が可能。
イヤホンの形、操作方法を見るといわゆるAirPodsProを彷彿とさせる。
かく言う私は、AirPods Pro第二世代を所持していて、作業用としていつも愛用しているのだが、装着感はほとんど変わらない。両者とも、『着ける』と言う表現よりは耳に『掛ける』と言う表現の方が正しいような気がする。それほどに耳の負担は少なく、長時間でも使用が可能なイヤホンである。と言っても、タイプとしてはカナル型ではあるので、耳に入れ込むことには違いないのだが、他社のイヤホン等に比べたら、疲労感は軽減されているのは確かである。
コストパフォーマンス最高の音質

『NOTHING Ear』 とは、デザイン性に全振りしているイヤホンではない。
そうこのイヤホンの一番の売りは、音質にある。
専用アプリ内のイコライザーを使用すれば、自分好みの音へ変えることができる。
特に低音強調やベースエンハンス等を使用した低音のインパクトは、音楽鑑賞の質を格段と上げてくれる。
高音を潰さない低音とはっきりと前に出る中音。それぞれバランスの取れた非常に完成度の高いイヤホンである。
確かに、音質だけでいえば、SONYのWF1000XMシリーズやSennheiserのMOMENTUM True Wirelessなど最高峰は数多くあるが、値段を加味したコストパフォーマンスを考えるとやはりこのイヤホンはかなりの完成度である。
前作『NOTHING Ear stick』 『NOTHING Ear2』などとの違い




過去作であるear1やear2などと独創的なデザインは変わらずであるが、それらのイヤホンたちに比べ、圧倒的に音質に磨きをかけた今作。また、バッテリー持ちも長くなり利便性もアップ。
NOTHING Ear のここがすごい!

・唯一無二のデザイン
・日々の音楽鑑賞の質を上げる音質
・軽い付け心地
・パッシブ・アクティブノイズキャンセリング共に高い質
他の人とは被らず、カッコいいデザインのイヤホン。それに加え、申し分のない音質と機能。
高価格帯イヤホン群の中でもコスパの良いイヤホンである事には間違えない。
NOTHING Ear のここが弱点

・外音取り込み機能
・クリアケースであるがための傷つきやすさ
・黒は汚れが目立つ
正直、外音取り込みが実用的なイヤホンってAirPods Proしかないと思っておりまして、音楽を聴きながら外音を聴きたいのであれば、AirPodsを買った方がいいと思います。
あと、デザインが良い上に傷付きやすいのは確かです。数日間ケースを裸で使っていたのですが、すでに多少の傷がついていたので、ケースを買いました。黒のシリコンケースもありましたが、スケルトンデザインが命のこのイヤホン。クリアケースにし、デザインをより見えるようにしました。
ケースのリンクです。https://amzn.to/3xrpyQh

イヤホンは生活必需品 妥協せず投資を

通勤通学をしている方。休み時間、休憩中の時間潰しなど、イヤホンの需要はどの方もいるのではないでしょうか。毎日使うモノをいかに妥協しないものを持つか。所有感を満たしてくれるモノは日々の生活を豊かにしてくれるのでぜひ購入の検討を!

